ゴムホース製造ライン
弊社は自動車に用いられる燃料ホース、フレオンホース、ラジエーターホース用のスパイラル装置にTPX樹脂押出機と組み合わせた製造システムを提供しております。
鉛の代わりにTPX樹脂をマンドレルとして用いることで、環境に配慮したシステムを実現できます。
鉛の代わりにTPX樹脂をマンドレルとして用いることで、環境に配慮したシステムを実現できます。
製品の特長
ゴム押出機
三葉製作所の看板製品でもあるゴム押出機は、創業以来年間100台近い台数を国内外問わず数多くのユーザー様にご採用いただいております。
その実績と経験に加え、ブラベンダー粘度計やキャピラリーレオメーターなどの計測器を駆使した材料データーを基にスクリューや流路設計を弊社社内で行い、また主要部品も弊社所有の高機能の加工機と熟練技能士による組み立てを社内で行っているため、性能・品質ともにご満足頂ける製品をご提供させていただいております。
スクリューサイズφ20㎜小型押出機~φ200㎜以上の大型押出機まで取り揃えておりますので、用途や仕様をお聞かせいただければ、前後装置を含めた最適な設備をご提案いたします。
ストレートヘッド/クロスヘッド
主にヘッドは単層チューブやシート押出の場合はストレートヘッドを使用し、被覆や多層押出の場合にはクロスヘッドを使用します。
多層ヘッド
複雑な形状のスポンジ・ソリッドを始めとしたゴム材の製品や、偏肉の多い製品の製品に効果的です。
横型加硫槽
シリコーンゴムやフッ素ゴム等、押出機から吐出された直後の未加硫ゴム製品は力を加えると変形したまま形状が戻らず、引っ張ると簡単に千切れてしまいます。
そのため、この未加硫ゴムに熱を加え、配合された加硫材や硫黄と反応させることでゴムの弾性や強度を増加させます。この加硫工程を経て、上記素材のゴムチューブや異形品が製造されます。
縦型加硫槽と比較し、早いライン速での生産が可能となっております。(注:加硫条件や設置スペースによります)
設備の高さが低いため、一般的な工場の高さがあれば、建屋の改修工事が不要で設置できます。
床上で作業ができるため、メンテナンスや作業が容易に行えます。
LCM加硫槽
- 他方式(UHF、HAV、PCM)に比べて発生ガスが少なく、空気に触れずに加硫するので酸化・劣化が少ない点が特徴です。
- 熱媒体が液体なので温度コントロールが容易となっております。
- ワーク全周にムラ無く、温度を均一に保つことができます。
- 空気に触れない為、パーオキサイド(有機過酸化物)加硫剤を使用した加硫にも効果的です。