平角線被覆ライン
温暖化防止対策として、CO2削減が求められる現在 その大半を占める自動車がハイブリッド車や電気自動車などモーター駆動への移行が急加速しております。
モーターコイルに使用される平角線に絶縁層被膜して、電気抵抗や耐熱性、強度などの開発が各社凌ぎを削って商品開発を行っており。今後も 大きな需要が見込まれる業界です。
三葉製作所の平角線被覆ラインは、PPS樹脂やPEEK樹脂などスパーエンプラ対応の押出機を中心にミクロンオーダーの被膜を樹脂切れなく被膜出来ることを目的に工夫を施したラインとしてのシステムとしての設備を提供させて頂いています。
モーターコイルに使用される平角線に絶縁層被膜して、電気抵抗や耐熱性、強度などの開発が各社凌ぎを削って商品開発を行っており。今後も 大きな需要が見込まれる業界です。
三葉製作所の平角線被覆ラインは、PPS樹脂やPEEK樹脂などスパーエンプラ対応の押出機を中心にミクロンオーダーの被膜を樹脂切れなく被膜出来ることを目的に工夫を施したラインとしてのシステムとしての設備を提供させて頂いています。
製品の特長
1. 樹脂押出機
被覆厚100μm以下の樹脂を吐出精度よく押し出すため、スクリュー径φ14㎜からの小径押出機を取り揃えています。シリンダー加熱温度や押出トルクによってスクリューやシリンダーの材質など使用される樹脂の特性に合わせた個別設計で対応させて頂いています。
2. クロスヘッド
クロスヘッドは、平角線の全周を均一な厚みで被覆するため、樹脂の粘度データーを基に流路設計を行っています。
3. 予熱装置(プレヒーター)
樹脂切れすることなく、薄厚被覆を行うためには被覆前の平角導体を加熱する予熱装置が本ラインの必須アイテムと言っても過言ではないと考えています。
導体の断面積や曲率半径により、弊社では自社開発の電気抵抗を利用した誘導加熱式プレヒーターとヒーターの輻射熱を用いた電熱炉タイプの2種類の予熱装置からご提案させて頂きます。
4. 捻じれ及び曲がり取り対策
腰のある平角導体をクロスヘッド内で引っ掛かることなく通過させるためには、給線ドラムでの曲がり癖を取る矯正機や真直ぐに通過させるため、ドラムトラバース方式のサプライスタンドを採用するなど付帯設備についても工夫を施しています。
被覆後についても同様に平角線を捻じれや捩れなどなく、綺麗にドラムに巻くため、千鳥タイプのアキュームレーターやサプライ同様にドラムトラバースタイプの巻取機をお勧め致します。
アキュームレーターを加えることで生産機としての連続運転に対応しています。