フッ素樹脂押出機
フッ素樹脂は、耐薬品性、耐熱性、電気絶縁性、低摩擦性などの特性より、チューブや配管、ライニング、ケーブルなどの様々な分野で使用されています。近年では、半導体産業の需要増により、導入されるお客様が増加しております。
三葉製フッ素樹脂押出機はフッ素ガスの腐食によるコンタミ防止対策として、流路部の耐食材質以外の細部につきましても耐食対策を施しています。
※温調回路構造を見直し吐出安定性を向上いたしました。
三葉製フッ素樹脂押出機はフッ素ガスの腐食によるコンタミ防止対策として、流路部の耐食材質以外の細部につきましても耐食対策を施しています。
※温調回路構造を見直し吐出安定性を向上いたしました。
製品の特長
1.押出機サイズのバリエーション
最小スクリューサイズφ14㎜からφ50㎜までの各サイズを用意しています。
注:φ50㎜以上については材質等の制約条件があるため別途ご相談下さい。
2.フッ素ガスによる腐食対策
シリンダー、スクリュー、ヘッド部など直接樹脂が触れる部分につきましては、全て耐食性金属を使用しています。それ以外にも逆流したフッ素ガスをホッパー部の隙間からシリンダー内側に入り込まないようにする工夫など、細部にわたり腐食対策を施しています。
3.シェルクランプ式ヘッド接続
押出機とヘッドの接続は、標準仕様で手動式シェルクランプを採用しています。シェルクランプ方式はフランジ全周を均一に包み込むように締めこむため、従来の4本ボルト方式に比べ片締めによる樹脂漏れが起こり辛いことが特徴です。
注:シェルクランプは強度を保つため、ニッケル系メッキのみの腐食対策のため、消耗品という認識でご承知おきください。