LCM加硫槽
LCM加硫槽は、溶融塩を触媒とした横型の加硫方式です。
シリコーンゴムやフッ素ゴム等、押出機から吐出された直後の未加硫ゴム製品は力を加えると変形したまま形状が戻らず、引っ張ると簡単に千切れてしまいます。
そのため、この未加硫ゴムに熱を加え、配合された加硫材や硫黄と反応させることでゴムの弾性や強度を増加させます。この加硫工程を経て、上記素材のゴムチューブや異形品が製造されます。
シリコーンゴムやフッ素ゴム等、押出機から吐出された直後の未加硫ゴム製品は力を加えると変形したまま形状が戻らず、引っ張ると簡単に千切れてしまいます。
そのため、この未加硫ゴムに熱を加え、配合された加硫材や硫黄と反応させることでゴムの弾性や強度を増加させます。この加硫工程を経て、上記素材のゴムチューブや異形品が製造されます。
製品の特長
- 他方式(UHF、HAV、PCM)に比べて発生ガスが少なく、空気に触れずに加硫するので酸化・劣化が少ない点が特徴です。
- 熱媒体が液体なので温度コントロールが容易となっております。
- ワーク全周にムラ無く、温度を均一に保つことができます。
- 空気に触れない為、パーオキサイド(有機過酸化物)加硫剤を使用した加硫にも効果的です。