PPバンド結束方式自動束取結束装置
弊社独自開発の小型PPバンド結束機を使用した自動束取結束装置で、市販の梱包用結束機を使用したタイプと異なり束取機本体内で結束を行うため次工程への経路を短くすることができ、全体的にコンパクトで洗練された装置に仕上がっております。
また、下記で紹介するような充実した機能が備わっているため、ライン速1200m/minの自動車電線ライン用や結束機を2台使用する際の切替えタクトの短縮が可能です。そのため束条長の短いVVFケーブルラインの生産速度アップ等幅広いケーブル生産設備に適しております。
(※紹介している自動束取機はPPバンド結束用ですが、ケーブルの用途や特性に応じた紐やラミネートテープを使用した機種も取り揃えておりますので、お気軽にご相談下さい)
また、下記で紹介するような充実した機能が備わっているため、ライン速1200m/minの自動車電線ライン用や結束機を2台使用する際の切替えタクトの短縮が可能です。そのため束条長の短いVVFケーブルラインの生産速度アップ等幅広いケーブル生産設備に適しております。
(※紹介している自動束取機はPPバンド結束用ですが、ケーブルの用途や特性に応じた紐やラミネートテープを使用した機種も取り揃えておりますので、お気軽にご相談下さい)
製品の特長
1.メンテナンス性
結束機が小型で束取機本体から取り外すことができるため、メンテナンスの際の作業性が優れております。
また事前に予備品を保有していただくことで、オーバーホールやお客様では対処が難しい故障の際に結束機のみを弊社に送り返して頂くこともできるため、生産に支障をきたすことなく修理することができます。
2.生産速度UP
VVFケーブルのように束条長が短い束の場合、今までは結束タクトの制限から生産速度を速くすることができませんでしたが、小型化した結束機は2箇所同時に結束することができるため、生産速度の改善に繋がります。(弊社実績値より束条長100mm、2箇所結束時のライン速260m/min)
3.トラバース部
電子トラバースを採用することでターン位置の一時停止や巻始め位置、下降/上昇の各ピッチなどをタッチパネル上で自由に設定できるため、ケーブルの特性に合わせた最適な条件で巻き取ることができます。
また、設定した条件をレシピ管理することで、段取り時間の短縮や作業者の技量に関係なく巻姿を再現することができます。
4.段取り時の効率性
束枠の高さはネジ軸式を採用しているため、アタッチメントや工具を使用せずに変更が可能です。
5.結束位置の調整
巻始め端末や最終端末の位置に合わせて結束を行うことができるため、長くはみ出たケーブルが次工程でのシュリンク包装の損傷や、搬送時にケーブルが引っかかりラインが停止する等の不具合を防止できます。 また、PPバンドの余長の長さも調整でき、余長を長くすることで人手によりPPバンドの除去が容易となるため、次工程作業の改善につながります。