屋内配線(VVF)製造ライン
絶縁工程とシース工程を同一ライン上に配置したタンデムラインも対応しております。
製品の特長
1.ライン速アップ
弊社独自開発のPPバンド結束装置を使用した自動束取装置を採用することで従来のライン速に対して3割アップの線速で生産出来ることが弊社VVFラインの最大の特長です。
小型化したPPバンド結束ヘッドを2台使用し、同時に2箇所結束が可能となったため結束タクトが大幅に短縮となりました。(参考:束条長100m 2箇所結束時のライン速250~260m/min)
また、シュリンク装置(外部委託品)への受け渡しについてもご相談に応じます。
2.押出機
ライン速アップに伴い、押出量も必要となってきます。弊社ではスクリュー径φ150㎜クラスまで標準機として取り揃えております。
また、既設ラインの更新を検討する際に押出機の設置スペース制限が発生することも予想されますが、高吐出タイプの押出機を使用することで既設押出機サイズと同等もしくはそれ以下のサイズをご提案することも可能です。
3.システム提供
押出機や自動束取機以外のサプライスタンド、引取機、アキュームレーター、水槽などのライン装置や制御盤を自社で設計から製作まで行っておりますので、絶縁工程からシース工程までのタンデムラインとして、システムでご提供させて頂きます。
4.制御操作盤
ハード、ソフトとも自社設計のため、お客様のご要望に出来る限り副うようインターロックや連動制御など機械設計と一緒になってきめ細やかなシステムプログラムの構築を行っています。
遠隔管理や条長制御、張力制御など弊社独自のシステムを取り入れた制御は、オペレーターの負担軽減やロス低減、作業性向上に繋がり、高評価を得ております。
[条長制御]
予めレシピ画面に登録された製品情報(導体長、製品長、色など)により、カラーフィーダーや色替えバルブに指令信号を出力するとともにライン速を段取り速度まで自動で減速させます。オペレーターが色替え完了確認後、スイッチ1つで生産速度まで自動立ち上げを行います。
[張力制御]
レシピ画面に登録したライン張力に対して、アキュームレーターや引取機部に組み込んだロードセルの実張力データーを基に微調整を行っています。ケーブルの品質向上に繋がります。